上司との関係。「現場レベル」での裁量権はどこまであるのか

2017.04.24 (月)

「本社からの指示」と刻一刻と変化する「現場の状況」とのすり合わせの難しさ

 

前回お話ししたとおり、義経さんは現場レベルで2つの「指示違反」をしてしまいます。

 

1つめは「スタンドプレー」です(T_T) 義経さんは「一ノ谷」「屋島」の戦いで部下を危険にさらすスタンドプレーをやってしまいます。「一ノ谷の戦い」ではあの有名な敵の平氏の背後をついての「鵯越(ひよどりごえ)の逆落とし」、そして「屋島の戦い」では「嵐の夜の舟での移動」です。

 

こちらは「ひよどりごえ」→

 

 

 

 

「一ノ谷の戦い」では急ながけを部下を危険にさらしながら駆け下り、「屋島の戦い」ではこれまた危険な嵐の夜に「海に乗り出した」と言ういわゆる・・・、無謀なかけをしたんですねえ。

 

これによりどちらの戦も源氏が「劇的な勝利」をおさめているので「結果オーライ」ではあるのですが、あくまでこれは・・・、結果論でしかないですからねえ・・・(^_^;) 1歩間違えば部下もろとも全滅していたかも知れないわけで、このあたりの「スタンドプレー」さに頼朝社長は・・・、激怒したと言われています。

 

「現場の責任者がやることじゃねえわ!!!」と言うことでしょう(^_^;)

 

更にこのあたりの奇抜なアイデアで勝ったことにより義経さんがある種「ヒーロー扱い」されたのですが、こちらも堅実な頼朝社長からすれば・・・「てめえふざけんな!!!」だったでしょうし気に食わなかったのは確実にあるでしょうねえ(^_^;)

 

更にこれにたいして「おかんむり」の頼朝社長が義経さんに対して「反省」を求めてか恩賞等を一切与えなかったのですが、それにたいして義経さんは・・・、「なんでアニキは俺の活躍ぶりを認めてくれないんだ!!!」と不満を持ちその気持ちにみごとにつけこんだ後白河法皇からの・・・、「今回は良くがんばったから官位をあげるねえ」の攻撃にみごとに撃沈してしまったと・・・(^_^;)

 

これが2つめの「官位を承認なしで受けた」になります。

 

頼朝社長の考えのみごとに全て逆に行ってますね、義経さん・・・(^_^;)

 

でもこれはほんとに難しい・・・。このあたりは現代でも良くある話しで・・・。「本社」から受けた指示で動いていてもいわゆる「現場」レベルで「不測の事態」が生じた時は・・・、現場責任者の裁量にゆだねられる時ってありますよね・・・。この時に重要になってくるのがやっぱり・・・、どこまで細部にわたって情報を共有し、つめているかは1つあると思うんですよね。

 

それをおそらくほとんどせずに離れてしまったこの頼朝・義経兄弟の関係が・・・、最大の悲劇なんだと思いますね。

 

繰りかえしますが、今だったら電話で「どうすればいいっすかあああ?」と指示をあおぐこともできますが昔はそんなのできるわけがないわけで、それだけ・・・、現場のイレギュラーにたいして現場責任者の裁量権が重要だったと言うことになりますね。義経さん・・・、若かったんですかねえ・・・(T_T)

 

と言うことで私は義経さんにももちろん責任はあると思いますが、その点をおそらくあいまいにして送り出してしまった・・・、頼朝社長にも責任がある!と思っています。

 

どちらにしても「考え方の相違」はまずいっすねえ・・・(^_^;) このへん、頼朝社長も義経さんの「性格」を見抜けなかったのかなあ・・・。

 

次回につづきます。

 

明日も1日歴史でたのしくいきいきと!

 

 

部下マネジメント術をまとめた「無料レポート」はこちらから

 

無料レポート虎の巻(無料)はこちら≫

 

▼シェアをお願い致します!▼

関連する投稿

現在の記事: 上司との関係。「現場レベル」での裁量権はどこまであるのか

お問い合わせ・ご相談はこちら

お電話でのお問い合わせ

090-5781-9597

フォームからのお問い合わせ

お問い合わせフォーム »

コラムテーマ一覧

過去のコラム

⇑ PAGE TOP